2014年6月11日水曜日

383)オールOKの実践に必要なこと=「一貫性」

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の真道満喜(しんどうまき)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えませんか。
そうすれば、不安は安心に変わり、生きる希望が湧き、しあわせ入れ放題・つかみ放題だと実感することでしょう。
今日は、「オールOKの実践に必要なこと=「一貫性」 」について書きます。
オールOKの対応を実践する側に必要なことの一つ「一貫性」について考えたいと思います。
ここでいう「一貫性」とは、対応する側の一貫性を指します。
具体的にいうと、オールOKの態度で子どもに接する時の親の側の対応の一貫性です。
例えば、「ゲームしていい?」との子どもの問いかけに対して「いいよ」と対応すると決めた時、
今も、明日も明後日も「いいよ」と対応する一貫性のことです。
つまり、宿題よりも、食事よりも、睡眠よりもゲームを優先したとしても「いいよ」と対応し続けられる覚悟をもつことの「一貫性」です。

このように言うと、様々な疑問や反論が湧き上がってくることでしょう。
当然のことだと思います。
そして、オールOKの対応をすることの、親の側の膨大なエネルギー消費に圧倒されるかもしれません。確かにオールOKの対応をすることはエネルギーが必要だと感じるかもしれません。
ところが、実は反対なのです。
親も子も互いに省エネで、かつ満足できる方法なのです。

つまり「一貫性」を持つことは、至極省エネなことなのです。
なぜなら、子どもから要求が出たら何も頭を使わず、ただ「いいよ」と対応するだけでいいのですから。
もし「一貫性」を持って対応することが非常にエネルギーがいると感じるなら、それは頭を使って色々考えているからではないでしょうか。普段どれだけ頭を使って考えているか見えてくる気がします。
オールOKの対応は、頭を使って考えることではなく実践することです。
子どもから要求が出たら、敏速に的確に行動で応えること=実践です。
このように、一貫性を持ってオールOKの対応をすることは、親も子も共に疲れにくく、喜べる方法だと思うのです。

さあ、一度頭を空っぽにして、子どもの要求のままに実践してみてはいかがでしょう?
そして、味わってみてください。
ちなみに、味わうことも頭を使うことではないことはご存じだと思います。
実践に疑問がある方、質問のある方、共に学ぶ場も用意しています。
シニフィアン研究所のHP、講座を参照ください。
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