2014年5月4日日曜日

376)オールOKは自己愛を育てる

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の真道満喜(しんどうまき)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えませんか。
そうすれば、不安は安心に変わり、生きる希望が湧き、しあわせ入れ放題・つかみ放題だと実感することでしょう。

今日は、「オールOKは自己愛を育てる」 について考えてみます。
ゴールデンウィーク後半真っ最中です。
この機会に夫婦で子育てについて語りあってみてはいかがでしょう。
夫婦の心が調和の和音を奏でていたら、子どもは心地よい音楽を聴いているようなものです。
それに子どもも加わって素晴らしいハーモニーを醸し出すことでしょう。
このような環境の中で自己愛は育ち、その環境をつくる方法が「オールOK子育て法」だと再確認したいと思います。

自己愛については以前にもブログで書きました。
自己愛の基本は三つ。
「自己肯定感」「自己価値観」「自信」です。
簡単にいうと「私にとってこの世界は生きている意味がある。」と言えることです。
オールOK子育て法は、まさしく世界を生きる意味があると言える環境を与えること です。
具体的には子どもの言うこと、すること、考えることすべてをまず聴く方法です。
この様に言うと、ほとんどの方は次のようにいいます。
「それってわがままになりませんか」
「将来子どもが困るでしょう」
「聞けることと聞けないことがあります」etc
否定しません。
ただ違いを説明します。
聴くとは、ただ耳を傾けるだけです。
その内容に正誤や判断、評価をせず、文字通り耳を傾けるだけを指します。
そうすると、出てくる言葉がたいてい決まります。
「そう、〇〇〇なの」
否定もせず、肯定もしていません。
これを聴くといいます。

相手からこのような応答がいつも返ってきたらどうでしょう。
自分の言葉が否定も肯定もされず、ありのままに相手に伝わった。
つまり、聴いてもらえた。
このように感じられるのではないでしょうか。
これを受容」といいます。
受容された体験が後に、生きるって楽しい、嬉しいことがいっぱい、もっと楽しみたい、もっと嬉しいことをしたいとの好奇心を持たせ、行動へとつながっていくことでしょう。
そして、やがてこの世界は生きる意味があると感じ、思い、言えるようになるのです。
このようにオールOKは自己愛を育てる方法だ」と言いいたいのです。

ここでは子育てに絞って書きましたが、この方法は子育てや年齢に限らず、すべての人の心を育てる方法でもあります。
まず、夫婦で心を合わせて実践してみましょう。
そうすれば必ず結果がみえるでしょう。
反面、なかなか実践し続けることの大変さも感じることでしょう。
その時はこちらを参照ください。http://signifiant-lab.com/raise/
共に学ぶ方法もあります。 http://signifiant-lab.com/#10 http://signifiant-lab.com/#11

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